こんにちは、せっかくの一人時間(娘がお昼寝中)パソコンが付かず無駄にハンターハンター1巻から読み直してしまいましたみかんです。
もう!
やりたいことあったのに!!
本日は、懐かしい1冊をご紹介します。
1998年に!!!!!大ベストセラーになった「チーズはどこへ消えた?」です。
どえらい昔だな。
私が小学生の時ですが、母が読んでいて実家にあったのをなんとなく覚えていました。
久しぶりに図書館で見つけたので読んでみました。
うっすーい本なので、気になる方はぜひ読んでみてください。
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ざっくり要約ものがたり
2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」と二人の小人「ヘム」「ホー」がチーズを探し求める短い寓話です。
ここでいうチーズとは、家族やお金、恋人、仕事、社会的地位など見つけられれば幸せになり成功が約束されているようなもののことです。
2匹と2人は毎日迷路の中をチーズを求めて歩き回ります。
ある時チーズの山を見つけます。
食べきれないほどたくさんのチーズ!
しばらく安泰だと小人の二人は毎朝早くチーズの場所に向かっていたのがどんどん遅く行くようになりました。
ネズミ2匹は変わらず毎朝早くチーズまで向かい、何か異変がないか周りをパトロールしたり変わらず過ごしていました。
ある時そのチーズの山が無くなります。
ネズミ2匹は慌てませんでした。
毎日観察していたので、少しずつ減っていっているのが分かっていたからです。
2匹は新しいチーズを求めてすぐに迷路へと突き進んでいきました。
小人2人はその状況を理解できませんでした。
呆然とし、何が起こったのかを調べようとチーズがあった場所を念入りに調べましたが何もわかりません。
何かの間違いじゃないかと翌日も足を運んでみても何も変わっていませんでした。
真相を確かめるべく、2人は毎日チーズの無くなった場所に足を運び、何も分からないまま失望と不安を家に持って帰る日々。
ホーは状況が好転しないことに行き詰り、「探しに行こう!」とヘムに言いますが、ヘムは「居心地がいいこの場所にいたい」「もう以前みたいに迷路の中を行ったり来たりする元気がない」と頑なにそこから動こうとしません。
ヘムは状況を見守り、チーズが戻ってくるのを待っていました。
ホーは、繰り返しチーズが戻ってこないか同じことばかり考えて何も事態が好転しないことを不思議がるなんてなんて愚かなんだろうと自分をあざ笑います。
ホーはチーズが2度と戻ってこないことを確信し、一人で探しに行くことにしました。
ヘムは「探しに行ってもチーズが無かったら?見つけられなかったら?」とばかり考えて不安になり、そしてそれは怒りに変わります。
ホーはヘムがいつか旅立ってくれることを祈って、一人で先に迷路へと足を踏み出しました。
ホーは迷路で何度も迷子になり、何度も怖くなります。
このまま何も見つけれなかったらどうしよう。
あのままヘムといた方が良かったのかもしれない。
しかし恐怖に打ち勝ち探し続けます。
そして見つけました。
今まで見たことのない大量の、美味しそうな新しいチーズを。
そこには2匹のネズミ、スニッフとスカリーもいました。
心に残った名言
つまり、「変化を恐れるな」「変化に取り残されるな」ということを非常に分かりやすくした物語でした。
ホーがヘムに向けて迷路の壁に色んなことを書き残してくれました。
その中からいくつか心に残ったものを残しておきます。
- もし恐怖がなかったら何をするだろう
- 新しい方向に進めば新しいチーズが見つかる
- まだ新しいチーズが見つかっていなくても、そのチーズを楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する
- 古いチーズ早くく見切りをつければそれだけ早く新しいチーズが見つかる
- 早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化にうまく対応できる
とくに、「もし恐怖が無かったらなにをするだろう」という言葉は、非常に胸に残りました。
私は色々考えすぎて怖くなって新しいことに踏み出せないタイプ(出発する前のホータイプ)なので、「恐怖を無くして考えてみる」というのは、実生活にすぐ使えることでした。
「恐怖を無くして」考えてみると、次にやるべきことは明確なことが多い気がします。
何かにチャレンジしたくなったとき、この言葉を心に踏み出せたらいいな~。
小言
1998年に出版され世界的大ベストセラーになった1冊ですが、今読んでもこれから先進んでいくのに役立つ1冊になります。
まだ読んだことがない人がいればせひ!
自分は「ヘム」なのか「ホー」なのか。それともネズミなのか。
どうなりたいのか。
自分の行動を思い返したり、職場のあの人は~なんてことにも使えますね。
なんとなく「ヘム」だとは思われたくないな(笑)
お、そういう風に思えるなら、変化を恐れずに次の行動が出来るようになるかもしれませんね。
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