
いよいよ来ました、7~10歳。
今までは知識の詰め込みよりも好奇心を育てたり、悪い習慣を辞める、ということが重要とされていわゆる勉強はまだ出てきませんでした。
早期教育は脳に悪影響?3歳までに大切なこと。「子供の才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」
3~7歳でやめたい10の悪い習慣!「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」
でも、ついに来ます。
勉強していいよ!!
でも!!!
親が「勉強しなさい」と言っては絶対だめ!!!!
なんだって?!?!?!
ついつい言ってしまうよ?
だって自主的に勉強しないから!!!!
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「勉強しなさい」は即封印!
ある程度発達した子供の脳の取っ手は、「~しなさい」という指示・命令は百害あって一利なし
「今やろうと思ったのに!」と言われるのがオチですね。
すでに6歳の息子にも言われています。
これは、脳の発達にともなって自己報酬神経の働きが活発になっている証拠だそうです。
自己報酬神経群は、「自分で決めたことを自分で達成したい」と考え、「自分でやること」がご褒美になる。
つまり、自主性・主体性を持った時に嬉しいと感じるのです。
そのため、親が指示することは「自分からやる」ことが出来なくなることを意味します。
親の指示は、脳に対して「やる気をそいで思考力を落とす」という悪い影響を与えているのです。
よく息子にランドセルの片づけなどを指示してしまい、「今やろうと思ったのに!」と言われるのですが、正直「絶対しようとしてなかったやろ!」と思ってしまっていました。
しかし、これは子供がただ言い訳しているのではなく、「先回りして指示されたくない」という脳の拒否反応の現れなのだそうです。
脳に拒否されてたー!
じゃあ放任すればいいの?というとそうでは・・・?
7~10歳の才能を上手に伸ばすポイント
自己報酬神経群の機能を高めつつ、うまく子供を導くためのカギは
「よい質問を投げること」だそうです。
例えば、理科が苦手な子供がいた場合、
「もっと理科の勉強をしなさい」
「分からないときは先生に質問しなさい」
というのはNG!!
「お母さんも理科苦手だったのよ。先生に分からないことを質問に行っているうちに、得意になった経験があるの。あなたはどんなふうに取り組みたい?」などと尋ねるのだそうです。
このような場合は、分かりやすく選択肢を2つ提案し、子供に選ばせるのでも良いそうです。
大事なのは、子供に自分の口で、「自分もそうする!」と言わせること。
自己報酬体系をうまく利用するんですね。
子どもに自分で決めさせ、実行させ、結果を褒めちぎる。
これが「本当に頭がよい脳」を育てるポイントです。
確かに、この報酬系は人間の脳に深く根付いているのでうまく利用しない手はありません。
↓報酬系に関する書籍紹介↓
「スタンフォードの自分を変える教室」甘いものをやめられない私は何をしたら良い?(1)
「スタンフォードの自分を変える教室」甘いものをやめられない私は何をしたら良い?(2)
スティーブ・ジョブズは子供にiPadを触らせなかった?スマホは睡眠にも学力にも悪影響?
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10歳以降はどんどん勉強させてOK
10歳以降は脳はほぼ大人と同じになるのでどんどん勉強させてOKだそうです!
ここで大切なのは、子供に思う存分勉強に励んでもらうための方法です。
「子どもの自尊心を刺激すること」
子どもが頑張っていたら、「こんな勉強の仕方はあなたしか出来ないんね」などと頑張ったことに胸を張れるような言葉をかけると良いそうです。
ただ、これくらいになると他にも色々悩みは出てきますよね。。
悪い仲間が出来たりとか。。リビング学習は本当にいいのかとか。。
このあたりに関しても脳医学の知見から的確にアドバイスされているので、またご紹介したいと思います!
小言
やっと勉強してOKの時期まで来ました!
なんと10歳以降!!まだ全然しなくていいんかーい!
公文の算数だけやっていますが、このままさせて大丈夫かな?
先行教育のメリット・デメリットも書かれていたのでまたそれも紹介したいな。
「~しなさい」というのが脳の自己報酬系を阻害するというの、ほんと目から鱗でこの本を読んで言うのやめよう!と思うのです。
が、気づけば言っている;;
また今回読み返して改めて言い方気を付けようと思いました。
質の良い質問の練習しよ。。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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