
おはようございます、今日は息子の苦手な友達が遊びに来る日、憂鬱だみかんです。
はあ、嫌だな笑
でも年内最後だからな!やり過ごそう!
本日は、子供の才能を伸ばしたいと思う全ママパパに読んでほしい一冊をご紹介します。
3~7歳でやめたい10の悪い習慣!「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」
なぜ子供に「勉強しなさい」と言ってはいけないのか?7~10歳の育脳のポイント
「子供の才能は3歳、7歳、10歳で決まる!」林成之著
もうタイトルに惹かれますね。
我が家は現在6歳と3歳。
まだいける!!!
著者の林成之先生は、日大医学部を卒業後、日大医学部脳神経外科、マイアミ大学に留学。
2008年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ「勝つための脳」勝負脳の奥義を伝授。
脳の機能から、子育てに使える脳の育て方を発信されています。
もうね、脳外科医というとこで容易に信頼(笑)
脳の働きや性質は目から鱗で、子育てにも応用したい!と強く思っているところです。
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脳は好き嫌いが激しい
脳は、「情報を受け取り、その情報を理解する」機能を持っています。
そのとき、まず「A10神経群」というところで情報に対して「好き」「嫌い」「興味がある」とレッテルを貼ります。(この時点でびっくり!すごい!脳が勝手にやってる!)
このレッテルが重要です。
「好き」「興味がある」のレッテルを貼られた情報は、しっかり理解でき、思考が深まり、覚えやすいのです。
しかし、「嫌い」「興味がない」のレッテルを貼られた情報は理解が浅く、思考も深まらず、記憶にもしづらい。
つまり、何かを勉強するとき、一生懸命頑張りたいときなどに脳の理解力などの能力を最大限引き出すには、まず「好き」のレッテルを貼らなければならないのです。
好きこそものの上手なれ、とは本当によく言ったもので、脳科学の面からもその通りなんですね。
では、「好き」「興味がある」レッテルを貼るためにはどうしたらいいのか。
探求心や好奇心を持っていることが必要になります。
探求心、好奇心が育まれていれば、理解力や思考力をしっかり発揮することが出来る、ということです。
それでは年齢別にすべきことを見ていきましょう。
0~3歳は本能を徹底的に磨く
早期教育は悪??
早期教育、流行っていますね。
赤ちゃんの頃から行ける塾みたいなのも沢山あります。
何を隠そう、私も探していました。
【幼児教室まとめ】七田式教室?ベビーパーク?どんな教室があるの?特色や違いは?おすすめの教室はどこ?
林先生曰く、3歳までは脳の神経回路が発達しておらず、無理な学習は脳への負担となってしまいがちだそうです。
ましてや、お母さんに厳しく叱られたりすると、自己保存の本能が働いて学習そのものを嫌いになってしまう可能性が非常に高くなります。
「勉強は怖い、面白くない」と感じる体験は出来るだけ避けるのが吉です!
0~3歳までにやるべきこと
脳機能の基盤となる本能を磨くことです。
大人になってから才能を十分に活かせる脳のベース作りには、特に脳神経細胞が持つ基本的な本能を鍛えることがポイントだそうです。
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」この3つです。
子どもは「~したがる」性質を持っています。
この性質をうまく活かして、パパママが仲間になりながら、一緒に「競争」したり、「ちょっとだけ知る」という体験を積ませると良いそうです。
過剰な知識の詰め込みは嫌がっても、「ちょっとだけ新しいことを覚える」のは好きなことが多いです。
3歳神話??
むかーしむかし、3歳神話というものがありましたね。
今はもう昔話になっていますが、ここはちょっとその昔話に戻ります。
子どもの脳を育てるのに大切な「好きになる力」
この力を伸ばすのに、お母さんが大切なんだそうです。(ここは疑心暗鬼笑)
生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんへの興味をきっかけにして脳の回路網を発達させます。
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という本能が働き、お母さんという、自分を守りながらたくさんの愛情をかけてくれる存在に興味を持つことが脳の発達の始まりなんだそうです。
そのため著者は、0~3歳はお母さんからたくさんの愛情を受けて「好きになる力」を育てる時期。
出来るだけお母さんと一緒に過ごし、声をかけてもらったり抱いてもらったりすることが大切だと書いています。
正直、今の時代には合わなそうな考えですよね。
0歳から子供を保育園に入れて働くのが主流の時代です。パパが出てこないのもすごい違和感。
まあ、父と母では子供への意識がどうしても母の方が強くなる傾向があるのは否めませんが。
まあ、著者の考え、ということで飲んでおきます。
0~3歳の脳を鍛える10のポイント
- 明るい表情を見せ、愛情を十分に注ぐ
- 失敗を認め、よくほめる
- 真剣に競争する
- 自分の足で歩かせる
- やっていることを止めない
- すぐに手助けしない
- 興味を持ったことを応援する
- 子供の目線で一緒に遊ぶ
- 話に共感しながら最後まで聞く
- いつも楽しんでコミュニケーションする
また、特にやっておきたいこととして、「耳を鍛える」ことも挙げられていました。
耳が良いと、運動神経にも言語習得にもつながっていくそうです。
音階あて遊びなどがおすすめだと書かれていました。
これは出来そう!冬休みにやってみようかな♪
上記のポイントは、それぞれに脳科学に基づく理由がきちんとあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
保護者からのQ&Aにも真摯に答えてあって非常に参考になります。
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小言
早期教育が流行っていますが、そもそも脳の機能はどうなっているのか、というところから科学的に理にかなった教育、子供への接し方を書かれた本でした。
私も「本能」をうまく利用する、という点は大好きなので忘れずに実践していきたいです。
読んでもすぐ忘れてしまうので、備忘録として残してたびたび読み返さないとな。
長くなってしまったので、3~7歳、7~10歳はまた別に書きたいと思います。
他にも子育てに使える育児書をご紹介しています↓
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