『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』簡潔要約!FIREを考え直す1冊。

お金
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LIFE SHIFT



おはようございます、冬休みが見えてきたあああ!みかんです。

年末のワクワク感は、いくつになっても楽しいですね。

本日は、衝撃の1冊をご紹介します。



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LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略


たまたま図書館で、読みたい本ないな~これでも読むか、と手に取った本だったんですが、
本当に読んでて良かった!と思えた1冊です。

知らなかったら危なかった。。

みじめな老後を送るとこだった。。



書いたのは、リンダ・グラットンとアンドリュー・スコット。

リンダ・グラットンは、ロンドン・ビジネススクール教授で、人材論・組織論の世界的権威です。
2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング(Thinkers50)で2003年以降毎回ランキング入りしています。めちゃくちゃすごい人。

アンドリュー・スコットは、イギリスの経済学者であり、ロンドン・ビジネススクールの経済学教授。長寿とマクロ経済学の研究で有名で、オックスフォードやハーバードで客員教授も務めます。
めちゃくちゃすごい人。


はい、私は権威主義者なので(爆)こういうめちゃくちゃすごい人が書いたことは素直に受け入れるタイプです。
逆に、誰だか分からない人が発信しているSNS系は胡散臭くてだめ・・・。


この本は、世界の経済学の権威が書いた、人生を転換させなければならない理由とその方法の詰まった1冊です。

 

本を読むのが苦手な人はこちら↓

 

 



ざっくり要約


人間は100歳まで生きるようになる


これです。

高齢化高齢化言われていても、全然考えたことがありませんでした。
自分が100歳まで生きる未来。

子どもたちの負担にはなりたくないから、80歳くらいで死にたいな~と思っていましたが、
それ以上長生きする可能性も全然ある。

今のお年寄りは元気ですからね。

いやだ・・・。


で、何が問題かなんですが。

それは60歳で定年退職して、80歳まで生きるという現在のパターンだと、100歳まで生きられない。

満足な生活が出来ない、ということです。

おそらく年金制度は今のままでは済まないので公的な支えは大幅に減ることが考えられる。

その中で何も対処していないと、お金がなくて惨めな生活を送ることになります。

それでいいの?という話。



生き抜くためにどうしたらいいの?



大きく二つです。

  1. 有形資産(お金)を増やす
  2. 無形資産(スキルや仲間など)を増やす



有形資産(お金)を増やす


100歳まで生きるためにはお金が必要です。

お金がないと何も出来ない。

若いころから貯金してお金の勉強をすることが大事だと著者は述べています。

今は投資ブームみたいなところもあり、関心を持っている人は多いと思いますが、
80歳で仕事を辞めて残り20年を生き抜くのにいくら必要か計算している人はいないと思います。

先の未来過ぎて実感が湧きません。

最終所得の50%で生活するとして、どれくらい貯めておかないといけないのかを著者は計算して色んなパターンを例示してくれています。

これを読むと、60歳でリタイアして100歳まで生きることがほぼ不可能であることが分かります。

辛い。。

貯金と、生活レベルを上げすぎないこと、これが大切だと書かれています。
一度上げた生活レベルを下げることは思っている以上に難しいそうなので、今共働きでダブルインカム、お金あるから~と雑に使っていると後々痛い目に合うかもしれません。

この点我が家は安心です。資産1億円あるけど生活めちゃ質素w

1億円貯めてFIREしたと思ったけど、現実は違う?今はやりのFIREは危険すぎる!


無形資産(スキルや仲間など)を増やす



著者らは、100年時代を迎えるにあたって、有形資産に注目しがちな視点を無形資産に向けるべきだと言います。

どんな技術が発達し、どんな仕事が無くなるか分からない不透明な未来で生き抜くためには有形資産だけでは生き抜けません。

常に勉強し、最新のスキルを身に付けるだけではなく、
色んなところから仕事を引っ張れるように人脈も広げておく。

また健康を維持することも無形資産になります。

若いころからの食生活と運動習慣は無形資産の一つです。


正直人脈作りとか苦手なタイプなので、めんどくさい、、そんなに何年も頑張れないよ、、と未来に悲観的になってしまいますが、みじめなおばあちゃんにはなりたくないので、
日々勉強は続けようと思います。

ワーママの時はなんのスキルも蓄積されない営業だったのでおばあちゃんになっても働けないのですが、今は保育士試験やFP2級の勉強をしているので、
そっち方面で長く働けるように頑張りたいな、と思います。

令和5年度後期保育士筆記試験(1次試験)一発合格した勉強法


人生を3つの流れで考えない



今までは、20歳くらいまで勉強して60歳まで働いて80歳までが老後、と大きく3つに分かれた人生をほとんどの人が歩んできたかと思います。

ただ、100年人生ではこれだと有形資産も無形資産も潰えます。

60歳までがむしゃらに働いていたら有形資産は増えても、無形資産が増えないからです。

80歳までは生きられても100歳までは生きられない(自分なりの生活が出来ない)


そのため、著者らは新しい人生の流れが沢山出来ると言います。

30~40歳まで企業に属さずに色んな知見を広めてスキルを蓄積し、そのスキルが必要なプロジェクトに引っ張られたり。

バリバリ働いてお金をある程度貯めたら仕事を辞めて新しい勉強を始めたり。

その中でパートナーとの関係にも触れられていますが、パートナーと上手くやれると無形資産も有形資産も増えるということでした。

相手が無形資産を増やすために活動している間、自分がバリバリ働いて有形資産を補う、みたいなね。

これ、まさに今の我が家では?とちょっとうぬぼれたりもしました。

旦那がバリバリ働いて有形資産を稼いでくれているうちに、私が保育士やFPの資格を取って新しい分野の勉強をする。

こういうことを交互にしていっても問題ない社会になるといい、と書かれていました。

個人が変われば会社や法律も変わってくるということでした。

まずは個人が変わらないと。

むむむ、まあ難しいですけどね。


小言



何となく80歳くらいで死にたいな~と思っていましたが、この本を読んで100歳まで生きることを前提に今から出来ることをせねば、と思い改めました。

80歳まで働きたくは絶対にないけど、もし100歳まで生きた時にお金がなくて困る生活をしていたり、子供や孫たちに助けてもらうなんて絶対にいや!!!!

そうならないように、長生きするならかっこいい勝ち組おばあちゃんになれるようにやれることやっとこうと思いました。

ワーママ辞めて専業主婦になったけど、資産1億円を突破!~祝富裕層入り~安泰だと思いきや?

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