最近よく聞くFIREってなに? 『最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』を読んで専業主婦がやったこと

お金
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FIRE最強の早期リタイア術

書店で見かけた時、タイトルからちょっと怪しい…と思った私ですが、気になり調べたところ人気の本だと分かり読んでみました。

ミーハーみかんです。

結論から言うと、投資をしよう、ってことでした。

結局この類の本は、投資をすべきと推してくるんですが、具体的にどうすれば早期リタイア出来るのかを教えてくれます。

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この本の要約

中国の貧しい農村で育った少女がカナダへ移住、エンジニアになり早期退職後、世界中を旅する生活を続けられるようになった方法について。

数字を元に再現性のある方法を確立した。

好きなことを仕事にする?

答えはNO!!


キャリアを選ぶ際に自らの情熱に従うな。
POTスコアを基準にすべきPOTスコア=給与の中央値と最低賃金の差額/学位にかかった総費用

このスコアが高いと、学位が収入に与える費用対効果が大きい。

お金を使うことに中毒性があるのは、脳が期待値をリセットしてしまうため、同じ支出を繰り返しても同量のドーパミンを得られない。

より多くのものを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱える。

逆に、より少ないものを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験にお金を使うと人はより幸福になり人生に満足する

家は買うべき?買わない方がいい?

大きなお家


持ち家には住宅ローン以外にも様々な追加費用が発生し、不動産価格の上昇に伴う利益の大半は相殺される。

150の法則(毎月の住宅ローンの返済額に150%をかける)が家賃を上回れば賃貸。
家賃を下回れば家を買う。

借金はしない!住宅ローンは4%未満であれば最低限の額だけ返済し、残りのお金は投資に回す。

4%ルールとは?


1年間の生活費が投資ポートフォリオの4%と等しい金額ならば、リタイアしても95%の確率で30年以上にわたり老後資金が底をつかないという法則

(ただし、リタイア直後に暴落が起こると切りくずさなければならないので危険)

その5%の資金が底をつく状態を防ぐために、2つの対策を行う


①現金クッション:預金口座に入れておく緊急時のお金。下落相場の時にポートフォリオを切り崩さなくて済む。
②利回りシールド:ETFが支払う分配金。資産の一部を高利回り資産に置き換える(高配当株、不動産投資信託REITなど)

インフレリスク対しても上記の対策が活きる。
また、東南アジアなどで生活すればインフレリスクにより資金減を回避できる

3つのタイプ


①ハスラー:起業家的な活動に興味を惹かれる人。支出を抑えるよりも、稼げばいい、と考えるタイプ。リスクを取れる。
②投資家:20%以上のリターンを狙う、お金からさらにお金を生み出す専門家。リスクを取れる。
③オプティマイザー:支出を抑えて財産を築く人。リスク回避型。起業したり夢を追いかけることには向かない。

私は③のオプティマイザーですね。起業なんて考えたこともないです。
この著者もオプティマイザーだそうです。

専業主婦の私がやったこと


まずは、家計の総資産を把握しました。


6行ぐらい銀行を利用していたので、それらを書き出して、生活防衛資金がいくらかを決め、それ以外は投資に回すことにしました。

この残りを全部投資に回す、という決断は、この本を読んだから出来たことかもしれません。


それからどれくらいの割合で何を購入するかを計算しまくって、あとはボタンを押すだけ!

ちょこちょこ証券サイトはのぞいていますが、基本的には放置です。

それだけですが、2年くらいで+400万の含み益が出ています。

これもそのまま放置!

現金化はせず、ひたすら持ってこのまま老後を迎えたいです。

この投資資金があるので、専業主婦でもあまり負い目なく毎日を過ごすことが出来ています。

これは私の心の安寧に繋がっています。

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小言

まずは自分が1年間生活するのにいくら必要かを洗い出し、そこから必要資産を貯め、投資で運用することで会社に縛られない、FIREを実現する、と言う流れでした。

そんな、絵空事でしょ…と思いながら、著者は約1億円を貯めリスク分散しながら資産運用、世界中を住み歩くという生活をしています。

完全に働いていないわけではなく、ライターのような仕事はしているようですが。

面白いと思ったのが、インフレリスクを避けるために東南アジアなどの物価の安い国に住む、ということです。

確かに旅行した時その物価の安さにテンションが上がりましたが、資産の目減りを減らすために住む国を変える、という発想は中々日本人には持てないのではと感じました。

ただ、今後ますますグローバル化が進む中で、そういったことが出来るようになると楽しいなと感じました。

FIREなんてする必要なんてないと、完全に仕事を辞める人は少ないと思います。
ただ、それだけの資産があれば、生活の心配をすることなく、本当に自分がやりたいことにチャレンジできるという点はFIREのメリットだなと感じました。

私はもうFIREしてますが(笑)、旦那は仕事が好きなのでFIREする予定もなく。
それでも、資産運用の面白さを知りました。

これを読んでETFが気になり始め、何冊か本を読みました。

今は投資の大部分をETFが占めています。

投資の勉強をしてみたい人はこちらの本もオススメです!

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