お久しぶりです、10月に保育士試験を受けるべく、その勉強に追われていました、みかんです。
娘も幼稚園に行き始め、自分の時間が出来たのは良いんですが赤ちゃんと触れ合いたい欲が抑えられません。
予想以上に保育士試験が難しそうで焦っております。
そんな中一気読みしてしまった漫画がこちら、「モラルハザード」です。
モラルハザード
だいぶ前から漫画アプリMeeで連載されていたんですが、読んでいませんでした。
どろどろのね、ちょっと疲れるじゃないですか。
でも、無料話が増量されていたので試しに読んでみたら、もう止まりませんでした。
ほんと一気読み。
続きが気になって仕方ないの、ドラマみたいですね。
それくらい色んな情報が詰め込まれていてハラハラします。
人物の表情描写も抜群なので、ぜひともこれは原作を読んでみてください!
dポイントが使えるdブックでも読めますよ。
ざっくりあらすじ
都内のプリスクールに通うママ友たちの激しすぎる裏表。
相原真琴:実家は地方の豪農。上流階級に憧れがち。旦那は売れないお笑い芸人。
高畠杏子:元CA。不妊治療をして娘を授かる。旦那は医者で名家の長男。
森川奈美:元モデル。旦那はいくつもの会社を経営している。
主にこの3人が中心となって話は進んでいきます。
何かあったらインスタにあげる。
旅行で行った豪華なお宿、おしゃれなランチ、旦那さんからプレゼントしてもらったブランドもの。
うん、たまに自分のリアルな知り合いもインスタにこんなの挙げていますよね(笑)
普通の一般人の友人が、自分の来ている服やらアクセサリーやらのブランドをタグ付け?しているのを見たときはちょっと動揺しました(悪意がすごい)
おっと、自分には関係ない世界だと思っていたのに、書いているとちょっと汚染されているような気もしてきました(笑)
ただただ、本当にお金を持っている優雅なママさんたちのマウント合戦かと思いきや、彼女たちの背景が少しずつ見えてくると、様子が変わってきます。
なんなら逮捕者も出てくる警察沙汰にまで発展します。
気になってきたでしょう?
「ママ友の内輪もめ」かと舐めていたら、全然違うもはやサスペンスに近い感じに。
彼女たちが何を秘めているのか気になる人は、ネタバレも書きますので、そちらをどうぞ。
でも本当に面白いので、ぜひとも漫画で読んでほしい!!
ざっくりあらすじ(ネタバレ有)
真琴、杏子、奈美たちは、子供のプリスクールで出会い、ランチやパーティーなどを行う仲だった。
しかし内心は、相手の来ている服や旦那、実家の太さなどで比べては見下し合っていた。
真琴
実家が豪農でちょっとお金に余裕があるだけであとは至って普通だが、上流階級へのあこがれが強い。
旦那が稼いでくる杏子や奈美と市街、旦那の透は売れない芸人。
実家からお金を工面してもらうことも多かった。
日ごろそんなにブランド物など買えないので、いつも高いものを身につけている杏子や奈美が羨ましかった。
ちょっといいところにランチに行くと、インスタ用の写真を撮るために家族を待たせるようなママ。
そんな劣等感から、消費者金融に手を出してしまう。
お金を借りることのあまりの簡単さに、歯止めがきかなくなった真琴。
頼みの綱の祖母にお金を頼もうとするも、認知症が進み施設に入ることになり祖母にも親にもお金が借りられなくなる。
自己破産寸前。
2人目を妊娠中。
杏子
杏子はそもそも実家も太く、自身も以前はCAとして活躍しており、旦那は名家の医者ということでママ友たちからあこがれの的でありながら、他のママ友を見下しがちだった。
恵まれている杏子も、実は義実家が糞だった。
名家すぎたため、結婚当初から男の子を産めと言われ続け、中々子供が出来ない中辛い不妊治療に耐えてやっとできた娘、莉伊佐。
にもかかわらず、義父母は「男の子」ではなかったことから杏子を責め、莉伊佐をかわいがろうとしなかった。
莉伊佐の誕生日で両家の親が集まる場でさえ、「男の子を生めなかった」ことを延々ときつく言い続ける義両親。
杏子の心は、莉伊佐を立派に育て上げることで義実家を見返すことに注がれ始めた。
いやー、ほんとこの杏子の義実家は糞過ぎて杏子に同情しかありません。
こんなひどいこと言われ続けていたら、歪んでしまうなと。
このくそ義父母のせいで、杏子は危うく犯罪に巻き込まれます。
奈美
奈美は元モデルということで、いつもブランド物を身につけ派手な見た目だが、実際はモデルではなかった。
家出のような形で実家を飛び出し、生活していくためにレースクイーンになったり、きわどい写真を撮られるモデルをしていた。
いまでも名前を検索するとそのきわどい写真が出てくるくらいだった。
お金のない人生だったが、陽介と結婚して変わる。
カードを渡され好きなだけ使っていいと言われていた。幸せだった。
しかし、あるとき太田という男が現れ幸せが崩れ始める。
太田は陽介に5000万だまし取られたという。
陽介は詐欺師だった。
インターネットで名前を検索すると、陽介の詐欺被害者の会が出てくる。
どうしていいか分からないまま、「大丈夫」という陽介に従うしかなかった。
夜逃げもしたが陽介は逮捕される。
しかし証拠不十分で釈放。陽介は1mmも反省していなかった。
ママ友の逮捕
いつもはあまりママ友とつるんでいない薫から、声を掛けられた杏子。
それは、超有名お受験塾の誘いだった。
有名小学校に入るための切符を手に入れるため、杏子は何十万単位のお金をその塾につぎ込む。
しかし、その塾の会長と世話役が詐欺で逮捕され、杏子を紹介した薫もその一員として逮捕されてしまう。
一歩間違えれば自分が逮捕されていたかもしれない、と感じる3人だった。
小言
ここに出てくる3人は、周りからのプレッシャーや、幼いころから投げ込まれたカーストが染みついてしまい中々抜け出せないまま大人になってしまったようです。
犯罪すれすれまで行ってしまったママたち。
まだ連載中で、どうなるのか引き続きハラハラなんですが、実は真琴は陽介に投資とだまわれてお金を預けています。(消費者金融で借りたお金)
そのことを奈美に告げるんですが、その時の奈美の返答が・・・。
もうあかんよ、あなた・・・。
単なるママ友内のいざこざでは終わらないので、ぜひとも読んでみてください。
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