メリークリスマス！
親になってからクリスマスが楽しくなりました、みかんです。
学生時代もクリスマスとか騒いでた気がするけど、一体どうすごしてたのかな？
もう覚えてないよ。
そんなクリスマスの夜にご紹介するのは、漫画「漫画家とヤクザ」です。
どストレートなタイトル！
吾妻はかっこいいし、イチャラブ多いのは幸いなんですが、
少女漫画的なしっかりしたストーリー展開かと言われるとそうではないかな？
あっさりしています。
性的な表現もまぁ多いので、苦手な人はちょっと…かな。
私は大歓迎ですがね。
あらすじ（そんなにネタバレは無いはず）
漫画家の木嶋累の家に、突然ヤクザ、吾妻啓吾がやってくる。
累は高校の同級生の八代の借金の代理人になってしまっており、八代が逃げたことから600万の借金を返さなければならなくなっていた。
別に親しいわけでもないが、仕事の邪魔になるので早く帰って欲しくてよく分からずサインしただけにも関わらず、書いてしまったからにはと借金の返済をすると決めた累に、吾妻は借金の返済を待つ代わりに体の関係を要求する。
吾妻は巨乳好きのセックス好きで、他にも色んな女と、利子をまける代わりにセックスしていた。
累は処女だったが、借金を返せないんだったら風俗に落としてもいいと凄まれ身体を許す。
それまで相手にしていた女と全く違う累がやけに気になる吾妻はほぼ毎日累の家に通う。
仕事に集中するとご飯を食べるのもままならないため、痩せている累に毎日コンビニ弁当を買っていき食べさせる吾妻（ふっくらした方がセックスするとき気持ちいいから）。
なんだかんだ吾妻のことが嫌ではなくなっていく累。
どちらも恋愛は初心者のため、お互いのことを思う気持ちが何なのか分からなくてもずもずしたり、好きだと気づいても、吾妻が「ヤクザ」であることが楔となったり波乱万丈ではないながらもストーリーは進んでいきます。
あらすじ（ネタバレ有り）
累は蝶子というホステス（吾妻のセフレ）が出てくることで、吾妻を好きだと自覚する。
しかし、吾妻のことを相当の遊び人だと思っており、好きだと言ったら面倒臭がって会ってくれなくなると思い、「好き」だということを隠そうとする。
一方吾妻は、今まで抱いた女と累が違うことに気づき、それが「好き」だということを自覚する。
ちょこちょこ好きアピールをするが、累は逆に何でもない風に返してしまい、しょんぼりする吾妻。
時を同じくして、吾妻が所属する組織の若頭候補に名前を挙げられたりしてちょっとだけ事件に巻き込まれる中で、吾妻が「ヤクザ」であることを改めて実感する累。
なんだかんだ2人はお互いが「好き」同士であり、唯一の関係だと落ち着くも、累はすぐに吾妻との未来について不安を持つ。
「ヤクザ」と結婚できるのか。漫画家の仕事に支障は出ないのか、自分の家族とは縁を切らないといけないのか。
（ヤクザが相手役の少女漫画も多々ありますが、あまり描かれていない点ではあります。）
疎遠にはなっているが、今でも自分を心配してくれる家族のことを考え、一度は吾妻と会うことをやめた累だったが、やはり好きだという気持ちが抑えられず、結婚することに。
家族には、今までもろくに連絡もしてこなかったから別に変わらないとまさかの温かい言葉をかけられる。
ストーリー的にはライバルや「ヤクザ問題」を乗り越え結婚、ハッピーエンドですが、結構あっけなく終わったように感じました。
吾妻は、ヤクザの組長の愛人の息子で、母親はろくに育児をせず、吾妻をほったらかしにしていました。子供にお金をかけたくなかったので、自分は着飾っているけど食事は食パンのみ、電気も使うなと言いつける始末。
その母親が亡くなり、組長に引き取られますが、組長には正妻とその子供だちがいて折り合いが付かず、家を出ます。中々ヘビーな幼少期を送り、所々トラウマ的な描写も出てきますが、それでもあっさり感を感じます。
こういう系では、「彼氏彼女の事情」の有馬くんが、ものすっごいトラウマ持っていますよね。同じようなネグレクト被害にあうけど、吾妻は性格なのかあっさりしている気がします。あっさりというかよく分かっていない？
小言
吾妻がかっこよくてイチャラブ最高！ではありますが、本当にそこを楽しむ漫画という感じでしょうか。
大型犬っぽくてガタイ良くて可愛くてたまりませんね…
累がきゅう…ってなるのめっちゃわかるーーーー！ってなってました。
累を好きなことを素直に表現しているのも可愛いです。
脇役キャラもいいやつばっかり（借金作った八代以外）なので癒されます。
「ヤクザ」と名前がついていますが、それを感じるところはほとんどなかったです。
この漫画は、comicoというアプリで無料で最後まで読めます！
（※一気にではなく、1日に読める話数には制限があります）
気になった方は、ぜひダウンロードして読んでみてください♪
単行本化もされています！
もう少し色濃いヤクザものも紹介しています↓
何回読んでも面白すぎて途中でやめられない！近未来極道？アクション『東京クレイジーパラダイス』（仲村佳樹）
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