SNSは子どもにさせたくない!孤独になるし自信は無くなるし他人への共感力も低下する?!

子育て
スポンサーリンク

※アフィリエイト広告を利用しています




スマホで写真を撮る図



こんにちは、2歳7か月の娘のおしゃべりが可愛すぎてたまりません、みかんです。

でもね、まめに記録に残したりしないから、全然覚えてない。

私の脳ほんと役に立てよ。



本日は、私も時たまダメージをくらっているSNSの話を、前回と同じくイケメンスウェーデン精神科医の「スマホ脳」よりご紹介します。

前回の話はこちら↓

スティーブ・ジョブズは子供にiPadを触らせなかった?スマホは睡眠にも学力にも悪影響?




スポンサーリンク

なぜSNSでメンタルをやられるのか




よく聞くのは、皆がどれだけ幸せかという情報を大量に浴びせかけられて、自分は損をしている、孤独な人間だと感じてしまうということ。

他人と競争して負ける、特に地位が下がると、人は不安になり心の健康を損なう。

社会的地位というのは思っている以上に精神の健康のために重要である。

自分が社会的に高い地位にいることを理解することで、心の平安やバランスに関わるとされるセロトニンの分泌量が増える。
ヒエラルキーが高ければ良いが、デジタル社会では簡単に何百万何千万人と自分を比べることができてしまう。

そうなると、ほぼほぼ何においても多くの人はヒエラルキーの下層に位置し、SNSを見るだけでセロトニンが減り気分に大きな影響を及ぼしてしまう。

今の子供や若者は、クラスや学校の生徒、テレビで見る芸能人だけでなく、よくわからないインスタグラマーの修正しまくった画像を見て「よい人生とはこういうものなのか」と基準が勝手に押し上げられ、自分は最下層にいると感じてしまうという状況に。

フェイスブックやツイッターなどには自分より賢い人や成功している人がいるという情報を常に差し出されるのだから。

それは見かけだけにも関わらず。

特に女子の方が、SNSを通じて自信を失いやすい傾向がある。



ただし、すべての人にとってSNSが悪い、というわけではない。

SNSを頻繁にやっていても元気な人、逆に元気になる人もいる。

SNSを頻繁に利用することで精神状態が悪化するリスクがあるのは、神経質で、心配性で、常に不安を抱えている人たちである。

ひいいい!まさに私!

心配性で常にもやもや不安を抱えている!

SNS向いてない!



また、他人の写真を見るだけで、積極的にコミュニケーションをとらない人は精神状態が悪くなりやすい。
SNS以外の場でも他の人からしっかり支えられている人は、SNSを社交生活をさらに引き立てる手段、友人と連絡を保つための手段として利用している。

たいして、社交生活の代わりにSNSを利用する人は精神状態を悪くする。

 

SNSで共感力が低下する?




SNSを見ていると、時折知らない人の投稿にめちゃくちゃなことを書き込む人を見かけます。

よくそんな他人に横柄な、差別的な、偉そうなわけわからないことを言えるな、とめちゃくちゃムカムカします。

こういった投稿を見るのも、私の中ではものすごくストレスです。

それでTwitterをやめました。



ミラーニューロン




人間にはミラーニューロンという不思議な神経細胞が脳にある(サルにもある)。

これは、他者を模倣することで学習する細胞で、新生児に舌を出して見せると真似をするのはこのミラーニューロンのおかげだと考えられている。

動作だけでなく、「他人がどう感じているか」を理解する領域にもある。

ドアに指を挟んだ人の写真を見ると、自分の脳でも同じような活動が起こる。
痛みは感じなくても、嫌な気持ちになる。

これは、ミラーニューロンがその人の体性感覚野を刺激することで、他者の痛みを理解できるようにしているからだ。

この領域は、痛みだけではなく、他人の喜びや悲しみ、恐怖も感じ取る。

あなたの脳は、絶え間なく他人の気持ちをシミュレーションしようとしている。

それは、おそらく相手の行動を予測し、対応策を考えるためだ。

脳は終始「今、どうすべきか」という問いに答えようとするものだから。



このミラーニューロンを最大限に機能させるためには、幼少のころ特に10代までに他人と実際に会う必要がある。

映画鑑賞では同じ効果は得られなかった。



それでは、一人で閉じこもり、顔の見えないコミュニケーションばかりになり、1日に3~4時間もスマホ画面を見つめて過ごしていると、お互いを理解することが難しくなるのではないか?

他人の痛みや喜びに共感できないのではないか。


SNSの登場とともに、なぜか自分のことばかりが気になって、他人のことはどうでもよくなったと感じる人が増えている。特に若者の間で。


70件以上の研究をまとめると、80年代から共感力が下がっていた。

特に、共感的配慮(辛い状況の人に共感できる能力)と対人関係における感受性(別の人間の価値観で世の中を見る能力)が悪化していた。


事故に遭遇したら救助よりも撮影。

フェイスブックでより多くのいいねの数を稼ぐために。


デジタルライフが共感力を鈍らせ、そうさせているのだろうか。




「共感力の悪化」は、まさに私が目にしてイライラするコメントをする人たちに当てはまるのではないかと思ってしまいました。

むしろあの人たちはあまり人と接してなくて人の気持ちが分からなくなっている?

それとも、わざと人に嫌なことを言って苦しめて楽しんでいる?

どちらにしても、不特定多数に見られるSNSは私には向かない(メンタル弱いので)と改めて実感しました。

事故を撮影する人が増えましたが、ほんとなんか人間どうなってるの?と悲しい気持ちになりますよね。




小言



ということで、私も時折悩んでいるSNSとの付き合い方。

著者は、私たちの時間を奪うことがこういったSNSを運用する会社の利益になる=広告が売れる、ということで、企業もあの手この手で私達の脳を分析してやってきます。

なぜそれを買ったのか。

たまたま広告で見たから。

有名なインフルエンサーがいいって言っていたから。



ではなく、きちんと自分の頭で本当に必要なのかを考えることが大切ですね。

それと、デジタルデトックス。

私もこの本を読んで、SNS、スマホを見る時間を考え直し手元に置かない、と行動を変えました。

ポケモンGOと大好きな赤ちゃん動画のせいで絶対に見ないことは出来ないのですが、徐々に減らしていきたいと思っています。


少し怖い内容でしたが、知るとまた変わります。

よんでよかったと思える1冊でした。



最後まで読んでくださってありがとうございます。


にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました