異端の龍と姫の運命の出会い『ストレンジ ドラゴン』あらすじ完結まで。ネタバレ有り

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ストレンジドラゴン

こんにちは、やっと日常を取り戻し、精神衛生上健やかな毎日を過ごしています。みかんです。

毎日漫画、読んでます。
書くのが追いつかないくらい読んでます。
そして食べてます。
丸々と肥えてもう私毎日何やってるんやろ…

本日は、前の記事でも紹介した、石原ケイコ先生の「ストレンジ ドラゴンを」紹介します。
絵が綺麗なんですよね。
ストーリーも一癖も二癖もあるものばかりですが、気持ちよく読めます。
今は、石原ケイコ先生の「花嫁と祓魔の騎士」を読んでるところです。

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ストレンジドラゴンあらすじ(ネタバレ有り)

サイルーン王国の王女、火花は「龍」を求めていた。
国王亡き後、仮に玉座を任された叔父「志銅」は火花の父が必死で清め正した政を再び腐敗させた。
異国の歌姫が母であった火花はしばしば家臣にも軽んじられ城内に味方はほとんどいなかった。
17歳の誕生日に王位を返すはずだったが、志銅は「龍を従えて見せでもしてもらえたら」と返すつもりがない。

「高潔なる白龍の一族
心認めし王に命委ね絶対の守護となり」
「龍を従えし王の輝きは民の心をも掴む」

サイルーン国に伝わる言い伝え。
しかし100年前の堕落した暗君に失望して皆んな空に帰ってしまった。

火花は龍を探す道すがらある少年シャタを助ける。その時に火花とその少年を助けた青年イサラ。
イサラは龍の生き残りだった。
ただし、伝説の白龍とは違い、血のように赤く黒い龍だった。イサラ曰く、出来損ないで異端なので置き去りにされたという。
自分のことを卑下するイサラに、一貫して大事にしたいと伝える火花。
火花は最初からイサラ命であり、イサラも自分を大切にしてくれる火花を大切に感じるようになる。

イサラはシャタと共に火花の守護龍になるべく都へ行くことを決意する。

火花の17歳の誕生日を祝う祝典の日、愚王志銅は龍を従えていない火花を牽制する。
火花が国民の前に出た時、イサラが龍に変化し現れる。
国民はその姿に100年ぶりに龍が戻ってきたと歓喜し、志銅も火花を女王と認めざるを得なくなる。
ここで火花は正式にサイルーンの王女となる。


王女となった火花の周りには少しずつ人が集まり始める。
父王が健在の時に右腕となり支えていた もその1人。
志銅によって僻地に追いやられていたが、火花の復位で王宮に戻ってきた。
火花を大事に思う故に、イサラに厳しく当たったりするが、最終的には姑みたいになる。

その後火花とイサラは、志銅によって虐げられた 族の信頼を取り戻したり、龍族の本当の守護龍になるはずだったアミ(白龍)の策略に嵌められながらもお互いを大事に大事にして国の危機を乗り越えていく。


火花は長寿のイサラを置いていってしまうことが気がかりだったが、2人の子供達や孫たち、脈々と受け継がれる絆を感じ、逆に火花を大丈夫だと安心させる。
2人は真の伴侶となり、サイルーン国を建て直して立派な国にする。

小言

はい。短編なのに、サクッと読めるのに、読後感がしっかりある石原ケイコ先生の作品です。
ストーリーもまぁありきたりではないけど想像つく感じですが、でも面白い!
イサラが健気でかっこいい;;
イサラの過去を知ると悲しくてしょうがありませんが、火花と出会えて本当によかった;;

アミが色々やらかしているのにお咎めなし(?)で若干ええええ、もっと懲らしめて…と思ったりしましたが、火花とイサラ優しいからな。
円満解決ということで良いんでしょうか。
少年漫画みたいに暗君もえげつなくないので、そういうのが苦手な人でも読みやすいですね。
キングダムの暗君とかやばいもんね。趙王とかね。

気になる方はぜひ!

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