
朝4時に目覚めると、悲しくて悲しくてどうしようもないニュースが目に飛び込んできました。

数日前にX上で、「セクシー田中さん」の実写ドラマ化にあたり日テレ・脚本側と揉めていたことが拡散されていました。
実写ドラマ化にあたり、原作に込めた思いを壊さないように、方向性を変えないようにという何度もの念押し・確認をしたにも関わらず、約束が破られてしまった。
それでも少しでも本来あるべき道へ戻すためにドラマの脚本を書かれたということでした。
それについて意味ありげな投稿をする脚本家。
約束を破った局の担当者。
原作を大事にしてくれない人たち。
芦原妃名子先生といえば、私の中では「砂時計」です。
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Betsucomiで2003~2006年まで連載されていました。
今から約20年前!!
当時私は15歳くらいだから中3~高校生ぐらい。
多感な時期に砂時計を読んでめちゃくちゃはまったのを覚えています。
アラサー世代には忘れられない漫画の一つではないでしょうか。
現在溢れている溺愛系や転生系とは全く違う、人間の暗い部分もどろどろした部分も
頭ではわかっているのに割り切れないよくわからない部分をこれでもかと描写されています。
少女漫画なのに胸が苦しくなる。
こんなにも登場人物の感情を苦しくなるほどに緻密な心理描写ができる芦原先生。
おそらくものすごく真面目で優しい先生だったのだと思います。
ご自身の作品を大切に育ててあったんだと思います。
まだ50歳とのことでした。
「砂時計」を描かれたのは30歳ごろ?!
今の私よりも若いときにあの名作を描かれたのかと思うと驚きと自分の情けなさが出てきます。
「砂時計」は大好きな大切な作品です。
きっとこれからも多くの人に影響を与える、沢山の人を救ってくれる漫画を描かれるはずだったのに。
日テレ側に勝手ながら怒りも覚えてしまいます。
未来の先生の作品が読めないことを想うといちファンとして悲しみにくれてしまいますが、
先生が遺された漫画を再度読み直して世界に浸りたいと思います。
素晴らしい漫画を沢山ありがとうございました。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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