『幸福の資本論』(橘玲)幸せになるためには?ざっくり要約

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こんにちは、幸福とは程遠い現状だからこそこの本を手に取ったのかな?みかんです。

資産が1億円あっても悩むもんですねぇ。。


本日は、幸せになりたい!なのにどうしたらいいか分からない!人におすすめの一冊。
個人的に「なるほど~」と思ったところを残しておきたいと思います。
「幸せになろうと思い過ぎない方がいい」と中村先生の本を読んで開眼したのに(笑)
『心に折り合いをつけてうまいことやる習慣』イライラを乗り越えるコツ

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『幸福の資本論』橘玲

たまたま手に取った本なので、著者の橘玲さんも存じ上げず。
お金の分野で有名な方なのかな?
作家さんで、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が一番有名かと思います。
確かにこの本は図書館か本屋さんで見たことがありました。

体系だって書かれていて非常にわかりやすいので、『幸福』が漠然としていてぱっとこない方でも分解して自分なりの幸福を見つけられると思います。




ざっくり要約・忘れたくないところ

幸福の条件
①自由 ②自己実現 ③共同体=絆

それに対応する3つのインフラ
①金融資産 ②人的資本 ③社会資本

金融資産はそのまま貯金や株、不動産などの金融資産。
人的資本は自分が働けること。
社会資本は、友人関係や恋人との関係などの人間のつながりを指す。

この3つのインフラによって幸福の条件が決まる。土台になる。
(田舎のマイルドヤンキーなどは③の社会資本で生きている。本の中ではプア充)

退職者が金融資産をだまし取られたり(金融資産を失う)、ソロ充が失業したり(人的資本を失う)、
プア充が友達を失ったり(社会資本を失う)。
これらが不幸なのは、資本の柱が一本なので、失った場合に幸福の製造装置にインプットするものが
なくなってしまうから。

資本をひとつしか持っていないと、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に陥るリスクが高くなる。
2つの資本を持つことが出来れば人生は安定する。(3つ持つことは難しい)

お金と幸福の関係


・サラリーマンと自営業では手元に残るお金が全然違う
 (中小企業が優遇されているのは、戦後医師会や農協を上回る大きな票田となったから)
・限界効用の逓減
 嬉しいことにも悲しいことにもいずれ慣れてしまう。日本では年収800万円を超えると幸福度はほ
 とんど上昇しなくなる。
 金融資産においても限界効用は逓減する。1億円を超えると幸福度は増えなくなる。

自己実現のための人的資本


経済合理的に考えると、同じ結果を得られるのなら、安ければ安いほどいい。

収入を得るために大切な人的資本。
ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者ゲーリー・ベッカーは、ひとそれぞれ「人的資本」を持っており、それを労働市場に投資して日々の糧となる収益(給料)を得ている。
金融取引と労働に同じ経済構造があることを見抜いた。
金融取引のルールは2つ。
①利益は大きければ大きいほどいい。
②同じ利益ならリスクの小さいほういい。


人的資本にはこれにプラスして際立った特徴的なルールがある。

③同じ収入なら(あるいは収入が少なくても)自己実現できる仕事がいい。

仕事は大きく3つに分けられる。
・クリエイティブクラスークリエイター(拡張可能な仕事)映画関連、書籍など
            スペシャリスト(拡張不可能な仕事)医師、弁護士など
・マックジョブ    ーバックオフィス(マニュアル化された拡張不可能な仕事)

日本のサラリーマンのほとんどはマックジョブ。
会社から出ることが出来ない(スペシャリストやクリエイターではないから)

老後の長い人生を生き抜くための戦略↓
①好きなことに人的資本のすべてを投入する
②好きなことをマネタイズ(ビジネス化)できるニッチを見つける
③官僚化した組織との取引から収益を獲得する

幸福のための社会資本

金融資産、人的資本と並ぶ「人生のポートフォリオ」のもう一つの柱。
人間関係、つながりのこと。
数値化が難しいが、「幸福」は社会資本からしか生まれない。
これは、長い進化の過程でヒトがそのようにつくられたから。

人間関係は次の3つに分けられる。
・愛情空間:2~5人くらいの小さな人間関係。半径10メートルくらい。人生の価値の大半。
・友情空間:最大20~30人。半径100メートルくらい。
・政治空間:150人くらい。

一方貨幣空間はお金を媒介として誰とでもつながるので、原理的にその範囲は無限。

友達関係の各は「平等体験」

だからこそ子供のころの同級生、会社の同期なども友達意識を生み出すことが出来る。


うつは日本の風土病なのか


セロトニンはドーパミンなどと並ぶ重要な神経伝達物質。
気分の安定に働く。抗うつ剤SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)もセロトニンがニューロンに取り込まれ分解されないようにする薬。

日本人はうつになりやすい病前性格「メランコリー親和型」である、というのが幅広く受け入れられていた。
セロトニンには3つのタイプがあるが、セロトニンの発現量が低いSS型、SL型を日本人の97%が持っているという。
LL型はポジティブなものに、SS、SL型はネガティブなものに注意を引かれやすい実験結果もある。

うつ病になりやすい人がもっとも楽天的?
進化の過程では、L型の遺伝子が先にあり(なのでアフリカ人に多い)、その後S型が登場したと考えられている。これは、人がうつ病になるように進化したことになってしまう。

SS型の遺伝子を持つ人は、LL型の遺伝子を持つ人よりもむしろ楽観の度合いが高かった。
SS型はストレスによって抑うつ状態になりやすい脆弱性を持っているが、もっとも楽天的でもある。
セロトニン発現量が低い人たちは、ネガティブな画像と同様にポジティブな画像にも敏感に反応した。
この結果を受けた新しい仮説が、「神経伝達物質に作用するいくつかの遺伝子の発現量が低い人は、いい環境悪い環境のどちらにも敏感に反応しやすい。」

逆にいうと、ストレスに強く楽観的な性格に見えたLL型は、じつは「鈍感」なだけだった。

この日本人の遺伝的特徴を前提として自分の人生を設計すれば、よりストレスのない環境を設計できれば、楽天的といわれるアフリカ系のひとたちよりもさらに楽天的になれるかもしれない。

そこで重要になるのが人間関係を選択できる「フリーエージェント戦略」


弱いつながりの強さ


強いつながりはべたな人間関係でつくられた愛憎の世界で大きな喜びも与えてくれるが、不幸ももたらす。

幸福感を毀損する一番の要因は、世の中に一定数いる(5%ほど?)困った人たちと関係をもたざるをえないこと。(モンスターペアレントやサイコパス)

組織を捨てることのデメリットは生活が不安定になること。
メリットは人間関係を選択できること。
凡人の「幸福な人生」の最適ポートフォリオは、強いつながりを家族にミニマル化して、友情を含めそれ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換える。
そのうえで、一つの組織に生活を依存するのではなく、スペシャリストやクリエイターをしての人的資本を活かす。

①金融資産:経済的独立を実現すれば金銭的な不安から解放され自由な人生を手にすることができる
②人的資本:子供のころのキャラを天職にすることで「本当の自分」として自己実現できる
③社会資本:政治空間から貨幣空間にうつすことで人間関係を選択できるようになる。



小言

「幸せになりたい」と多くの人が思いながら、「じゃあその幸せって?」とよく分からない「幸せ」。
この本は、その「幸せ」を具体的に示してくれています。
3つの柱を自分だったら…に落とし込むことで、より具体的に幸せになるために動き出すことが出来そうです。

次回、「幸せってなんだっけ」の私が、具体的な「幸福な人生」の設計図を作りたいと思います!

他にもよりよく生きるために読んでいて良かった本を紹介しています↓
「メンタル脳」アンデシュ・ハンセン/ざっくり要約うつにならないためにすること

「反応しない練習」(草薙龍瞬)ざっくり要約。あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な考え方

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