
おはようございます、急激に寒くなり慌てて冬服出しましたみかんです。
夜寒すぎてトイレに起きちゃうよ。
2025年11月からNetflixで実写ドラマ化が決定している「イクサガミ」
シリーズ第一作目はこちら↓
Netflixで実写化いつ?キャストは?「イクサガミ 天」あらすじネタバレあり
シリーズ二作目の紹介です。
一作目よりより面白い…!!!
新たな登場人物が激熱すぎる!!!
自分が忘れないようにネタバレも書きますが、絶対に自分で読んだ方が面白いので未読の人はネタバレ無しのほうだけにしてくださいね♪
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本が苦手な人は漫画もあります!↓
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ざっくりあらすじ(ネタバレ無し)
かつての兄弟、三助に双葉を攫われた愁二郎は取り戻しに戦人塚へと向かう。
そこには四蔵、彩八も現れる。
愁二郎が姿を消し継承戦を行わなかったことで幻刀斎が現れ兄弟を狙っているという。
七弥はすでに殺されてしまった。
幻刀斎に対抗するため三助は兄弟を呼び寄せたらしい。
ついに幻刀斎が愁二郎たちの目の前に現れる。
京八流と幻刀斎の戦いに、東京を目指す蟲毒。
愁二郎と双葉は仲間を増やしながら蟲毒の黒幕を掴む。
ざっくりあらすじ(ネタバレ有り)
愁二郎、四蔵、三助、彩八の集まった戦人塚に現れた幻刀斎、それは愁二郎が天竜寺で見たあの老人だった。
信じられない幻刀斎の強さに愁二郎・四蔵の二人がかりでも殺されないのがやっと。
幻刀斎も二人相手には時間がかかると考えたのか先に逃げた三助・彩八・双葉を先に狙う。
家族を守るため幻刀斎を蟲毒で仕留めると覚悟を決めていた三助は自身の力を全て使って挑むも殺されてしまう。
幻刀斎を殺すために再び手を取る愁二郎・四蔵・彩八。
もう一人蟲毒に参加しているはずの甚六と再会を目指す。
東京へと向かう道中、碧眼の騎士イングランド人のギルバートに出会う。
愁二郎たちは、蟲毒からリタイアする術がないかを調べるために、襲ってきた蟲毒参加者たちを警察に逮捕させた。
警察に収容されれば蟲毒の運営から逃げられるのではないかと考えたからだ。
しかし、警察に逮捕された参加者は殺された。
その犯人らしき男を目撃した響陣は、警察署で参加者を殺害したのは正真正銘の警視局の役人であったという。
愁二郎たちは蟲毒の黒幕が警視局内部の人間であることを疑い始める。
蟲毒に警視局が関わっているかもしれない。愁二郎をそのことを政府に伝えようとする。
相手は駅逓局のトップ前島密。さらにその上の内務卿大久保利通に電報を打つという。
なぜ雲の上の存在である大久保らを知っているのかと驚く面々に、幕末薩摩藩で顔見知りになったという。
大久保利通の警護も任されていたという。
前島とも顔見知りであり、その縁があって郵便局員として働いていた過去もあった。
愁二郎が信頼を寄せる前島密はすぐに電報を返し仔細を聞いてくれた。
浜松郵便局で再度電報を受けることにし愁二郎たちは先へと進む。
所々ものすごく剣の強い「仏生寺弥助」という男の話が入れ込まれています。
波乱万丈な人生を送るめちゃくちゃ強い男ですが、まだどう蟲毒に関わってくるか分からない!
敵?味方?と思っていたらなんと死んでしまいました。
誰なん?どういきてくるん?この話。
残るはこの弥助の息子、刀弥。
覇気?殺気?を感じることが出来る弥助が沖田総司に勝るとも劣らないと見た刀弥のその後が気になりすぎます。
浜松郵便局に着いた愁二郎だが、前島からの電報はまだ届いていなかった。
約束を守る人だということを分かっている愁二郎が怪訝に思っていると、「よく解っている」と声がする。
その人こそ駅逓局のトップ前島密であった。
前島の秘書である舟波一之介、粳間隆造二人を連れていた。
前島は愁二郎から受け取った情報を全て大久保に伝えてくれていた。
警視局の過激派は以前から大久保らも把握していたらしい。
明治に入って創設された軍の権力が強まるにつれて危機感をつのらせた連中である。
表向きには警察の待遇向上を主張しているが、権力の強化、自身の出世が本音だという。
ところが東京警視庁は警視局として内務省に統合。
軍どころか、先んじて銃の携行が許された駅逓局にすら押されており、敵対しているという。
蟲毒の運営連中も独自の電報を使っているらしく、前島はそれを掴んでいた。
暗号を使っているので詳細はまだ不明だが、群を抜いて電報が多く打たれている場所があるという。
それが富士山麓。地図上は何もない場所だった。
大久保は、蟲毒の本拠地を陥落させるのでそれまで耐えてくれという。
大久保はその本拠地陥落を川路利良に命じた。薩摩藩の準士分ともいうべき与力の出身であり西郷隆盛、大久保利通によって引き立てられた。
川路は早くから警察内の不満分子、過激派を察知しており大久保に相談していたという。
駅逓局から浜松郵便局に大量の電報が届く。
暗号が解読されていないものもそのまま送られてきていたが、それを目にした響陣が暗号を解けるという。それは百人組という伊賀、甲賀、根来組などの総称である。
響陣が電報の暗号を解読し分かったことが3つ。
・黒幕は警察内部の過激派ではなく、警視局長川路利良
・川路は大久保を討とうとしている
・そう時を置かず、警視局と静岡県庁第四課がこの浜松郵便局に乗り込んでくる
浜松郵便局を大勢の警視局の手下たちに囲まれ絶体絶命の状況で3つのグループに分かれる。
・大久保を守るため前島・舟波・四蔵
・響陣は蟲毒の本拠地を潰しにいく
・彩八は双葉、進次郎を守る
・愁二郎、粳間で殿
大勢の警視局の人間たちとやり合う場に愁二郎に執着する貫地谷無骨も現れる。
黒幕
蟲毒の黒幕は警視局トップの川路利良。
与力という下級武士の身分に生まれながらも日夜勉学に励み、身を粉にするほど働いて初代大警視まで上り詰めた。
それなのに、廃刀令や断髪などを引き合いに出し、武士の尊厳を失ったなどとほざいている人間。
自身の怠惰が招いただけにも関わらず自らの欲心で暴れまわり、善良なる民を傷つける。
そのような旧時代の亡霊どもは滅ぼさなければならない。
その川路に金銭面で協力するのが4人の男。
三菱の榊原、住友の諸沢、三井の神保、安田の近山。
大財閥の人間たちは動乱を嫌う。今の状況が一変する可能性があるからだ。
4大財閥が金銭援助ーー!!!!
なんだこの展開は、、なるほど信じられない大金の元手は大財閥から。
それぞれの財閥の成り立ちみないなのもざっと知れて面白いです。
大久保暗殺が動き出す。
騙されて刺客に襲われた大久保を危機一髪のところで四蔵と舟波が救う。
しかしそこに蟲毒にも現れた謎の男が立ちはだかる。
その男は桐野利秋、維新前の名前は中村半次郎。
その無双の強さから人斬り半次郎の異名を持つ。
無類の強さで維新後は出世を重ね、陸軍少将にまで上り詰めたが西郷と共に下野。
西南の役の終盤、額に銃弾を受けて戦士したはずであった。
四蔵が何とか応戦し大久保を逃がすが、大久保の乗った馬車が向かった方向から声が上がる。
大久保さーーーーーん!!!!!
やめてーーーーー!!!そして人斬り半次郎きたーーーーー!!!
最後で怒涛の展開です。ひぃひぃ。
大久保さんを守る四蔵がかっこよすぎる!!!
続きが気になるー!!!!
小言
もおおおおお!!!!!!
面白いーーー!!!歴史上の有名人物が絡んでくるところ、たまりません。
愁二郎が大久保利通、前島密と懇意にしていたところとか最高すぎ。
前島密がかっこよすぎて即調べました。
大学受験の時の日本史勉強でも名前しか覚えなかったので初めて知る話が沢山で知的好奇心が止まらない!
あんまり明治って面白味を感じられていなかったんですけど、逓信局対警視局なんて言われたら一気に引き込まれちゃいますね。
この辺りの本他にも読んでみたい~!
今村翔吾さん、歴史をエンタメにするの凄まじくてもう大ファンです。。
早く続きが読みたい!!
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