
選挙の日ってなぜか外食したくなるんですよね、モー娘。世代、みかんです。
子供が生まれてから政治に関心を持ち始めました。
こんなに自分たちの生活に直結するものだと(当然ですが)20代の頃は思っていませんでした。
本日は!大好きな高尾滋先生の名作、『マダム・プティ』をご紹介します。
高尾滋先生とは
基本的に「花とゆめ」関連雑誌で連載を持たれている漫画家さんです。
作品
「てるてる×少年」
「ゴールデン・デイズ」
「ディアマイン」
「いっしょにねようよ」
「ミセス・マーメイド」
「まほうのおうち」(現在連載中)
「てるてる×少年」が一番有名でしょうか。
名家のお嬢様と、その忍のお話です。こちらもただの恋愛ものではなく、家族の絆からミステリーまで楽しめる一大巨編となっています。
高尾滋先生の漫画は、登場人物の表情が繊細で美しいんですね。
そして艶っぽい。大好きです。
『マダム・プティ』あらすじ
本日ご紹介する「マダム・プティ」はこれまた壮大なお話です。
時代は1920年代。
大きく2つの場面に分かれます。
オリエント急行篇
父親が残した莫大な借金の返済のため、16歳の万里子は30歳以上歳上の青山俊と結婚する。
万里子は元から青山を慕っていたため、喜んでの結婚だった。
そんな青山に誘われてトルコからオリエント急行に乗ってパリを目指す。
車中では、各国の仕事仲間を紹介される。
天真爛漫な万里子はすぐに打ち解ける。
幸せな時間を楽しんでいた万里子だったが、翌朝、車内で青山が死体となって発見される。
パリ篇
急に身寄りがなくなった万里子はパリで青山の姉を訪ねることに。
そこでスリにあったり、オリエント急行で出会った仲間たちに支えられたりする中で、ニーラムという青山の友人であるインド人の青年と行動をともにする。
ニーラムは、西インドにある藩王国の第二王子であり、第一王子が王位継承権を失ったため、実質の後継者であった。
物語は、ニーラムと彼の兄パドマの確執へと移っていく。
ネタバレ有あらすじ
ここからはネタバレあります!
自分で読みたい!という方はここからは読まないでください!!
オリエント急行篇
死んだと思われた青山は実は生きていた。
列車で一緒になった仲間たち(男性)が共謀して行ったものだった。
全ては青山が本当に愛する異人の女性と一緒になる為だった。
青山はただ万里子を利用したわけではなく、万里子の人柄に友人たちが惹かれるのを見越し、自分が消えた後の支援を頼む為だった。
パリ篇
青山がいなくなっても気丈に振る舞う万里子に惹かれ始めるニーラムと、なんだかんだ自分を守ってくれるニーラムに惹かれ始める万里子だったが、ニーラムの目的は失踪した自身の兄、パドマを殺害することだった。
パドマはニーラムの母親を殺して失踪していた。
実際は、母親である第一王妃のクリシュナの支配から逃れようとクリシュナを殺害しようとし、誤ってニーラムの母親を殺してしまったのだった。
クリシュナは自分の思い通りにするためにパドマを麻薬漬けにしていた。
ニーラムは自分の国をクリシュナから取り戻し国民が幸せな生活を出来るように王に即位することに。
愛し合うニーラムと万里子だったが、お互いやるべきことがあるため、離れて暮らすことに。
10年後、2人は再開して完結する。
小言
とにかくニーラムがかっこいい!!!
褐色男子大好きなんです。紅茶王子のアッサムとか。
高尾先生の描く男子はかっこよすぎるので、本当見て欲しい。
話も少女マンガのレベルじゃなく壮大で、世界中が舞台なので面白いです。
初っ端からオリエント急行というところも萌えますね!
なかなかハードな境遇の万里子ですが、温かい仲間たちに助けられながら強い女性に成長していきます。
前向きな彼女のことが大好きになること間違いなしです!
他にもぜひ読んでほしい、ストーリーが面白い少女漫画を描いているのでぜひそちらもご覧ください♪
他にも色々あるよん!
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