日本を作ったのはユダヤ人だった?失われたアークは日本に?!ユダヤと日本の共通点にワクワクが止まらない一冊をご紹介します。(3)〜謎に満ちた秦氏とは〜

ミステリー
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イスラエル国旗

娘が野菜をまったく食べません。
くそおおおおおおおおお!!!!みかんです。


息子はなんでもパクパク食べる子だったので、野菜食べないってどういうことかわからなかったんですけど、今まさに直面しています。
ちっとも食べん!そして頑な!

もう納豆ご飯しか食べてません…心配だよ。。



はい!「秦氏の謎とユダヤ人渡来伝説(坂東誠)」の紹介(3)最後になります。

いよいよ謎に包まれた秦氏についてご紹介できます!
はあはあ。

もう「謎」って付くだけでわくわくしますね。

(1)、(2)はこちら↓

日本を作ったのはユダヤ人だった?失われたアークは日本に?!ユダヤと日本の共通点にワクワクが止まらない一冊をご紹介します。(1)〜ユダヤ人の歴史〜

日本を作ったのはユダヤ人だった?失われたアークは日本に?!ユダヤと日本の共通点にワクワクが止まらない一冊をご紹介します。(2)〜ユダヤと日本の共通点〜

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秦氏とは何者か

日本の朝廷は外国からの帰化人を、特別に保護したり、優遇していました。
百済や高麗、漢など様々な国から日本に帰化した人たちがいたわけですが、これら渡来人の中で、人数も多く優秀であったのが秦氏の系統だと言われています。

「日本書紀」にも秦氏が日本の文化に非常に優れた貢献をしていることが記載されています。

帰化人で最初に大蔵相に任命されたのが秦氏です。

また、雅楽などの芸術や大陸の殖産工芸の技術を日本に伝えたのも秦氏でした。
「機織り」という言葉を連想させる秦一族は、日本に養蚕と絹織物の技術をもたらしたともされています。

有名な秦氏といえば、「秦河勝」


秦河勝は、渡来人でしたが聖徳太子のブレーンとして活躍しました。
聖徳太子より賜った弥勒菩薩を安置するために広隆寺を立てたり、平安京の造成に携わったり、伊勢神宮の創建等にも関わったと言われています。

この秦河勝が建立した広隆寺には、なんと「十戒」があります。

正確には「十善戒」です。

  • 不殺生(殺さない)
  • 不偸盗(盗まない)
  • 不邪淫(邪淫しない)
  • 不妄語(嘘をつかない)
  • 不慳貧(欲張らない)
  • 不両舌(二枚舌を使わない)
  • 不綺語(お世辞を言わない)
  • 不瞋恚(怒らない)
  • 不悪口(悪口を言わない)
  • 不邪見(不正な考えをしない)


モーセの十戒ととてもよく似ています。


さらに、広隆寺の弥勒菩薩の手の形は、親指と中指で三角を作り、あと3本はまっすぐになっています。
これはまさにキリスト教の教義である三位一体の信仰を表しているのではないか、と著者は述べています。

同じ絵柄の景教の壁画が中国の敦煌にあるそうです。

秦氏はどこから来たのか


秦氏は、自分たちを秦の始皇帝の子孫であるとしていますが、それは違うようです。

秦氏研究の権威であった佐伯好郎教授によると、弓月国(クンユエ)という中央アジアのバルハシ湖の南にある国の出身ではないかということです。

この弓月国は1世紀から2世紀に存在した国で、キリスト教国の小国でした。
この弓月国には、「ヤマトゥ」という地名があります。ヘブライ語で「神の民」を意味します。
これが「やまと」の言葉の語源になったのではないかという研究者もいます。


この弓月国の人々は、431年のエフェソス公会議で異端とされた景教徒、ネストリウス派キリスト教徒ではなかったかという説もあります。

このネストリウス派キリスト教は、ユダヤ教的な色彩の強いキリスト教であると言われていて、ユダヤ人の間でも信仰する人が多かったそうです。

なぜ秦氏は日本にやってきたのか

色々な説があります。

  • 迫害を恐れてやってきた
  • 新天地を求めて「オアシスの道」を東に移動してきて果ての日本に辿り着いた
  • 秦の始皇帝による万里の長城を造る労役から逃れるため

日本に渡来した秦氏が最初に定住したとされるところは、赤穂の坂越と呼ばれる場所です。
ここには大避神社があり、秦氏が最初に建てた神社だといわれています。

秦河勝がもたらした胡王面もあり、それはなぜか中東系の顔をしているそうです。

秦氏に馴染深い場所

日本に作られたイスラエル「平安京」

秦氏は日本に最新の技術を多くもたらしました。
雅楽、養蚕、農耕に土木など、今でいうハイテク技術を伝えたのです。こうした技術を元に、秦氏は莫大な財力を持ちます。
この経済力を背景に日本の政治にも影響を及ぼすようになります。

その結果秦氏の尽力により実現したのが、794年の平安京への遷都です。
なんとここにも秦氏の力が関わっていたのです。

ユダヤ人にとっての永遠の都、イスラエル。

ヘブライ語の発音では「イェルシャライム」。これは京や都を意味する「イール」と平安を意味する「シャローム」が1つになってできた言葉で、つまり「イール・シャローム(エルサレム)」を日本語に訳すと「平安京」になるのです!!!!


ここなんか、そうなのおおおおおお?!って興奮しますね!



琵琶湖はイスラエルにもあった?



平安京のあった京都の近くには「琵琶湖」があります。
同様に、イスラエルのエルサレムから少し北上すると、「キネレット湖」という湖があります。
この湖は日本語では「ガリラヤ湖」と呼ばれ、イエス・キリストが福音を伝えた場所として知られているところです。

このヘブライ語の「キネレット」を訳すと楽器の「琵琶」や「竪琴」を意味します。
つまり「キネレット湖」はつまり「琵琶湖」となります。

平安京に住むユダヤ系の秦氏が近くにある湖を見て、祖国の湖を思い出し、同じ名前をつけたのかもしれません。

八幡神はユダヤの神?


日本全国に約11万あるといわれる神道の神社のうち、二番目に多いのが八幡の神を祀る八幡神社といわれます。(最も多いのは稲荷神社)

八幡神社の中で最も古いのは宇佐八幡です。
この神社は、仏僧の弓削道鏡が皇位を狙った時に、和気清麻呂が真の御神託を求めて祈り、道鏡の野心を挫いた八幡宮としても知られています。


この宇佐地方は多くの渡来人が住み着いた場所でもあり、多くの秦氏が定住した場所でもありました。
宇佐八幡の起源は、そこからすぐ北側にある薦神社の御澄池です。

この御澄池に伝わる伝説が、「トラーの巻物」に出てくるユダヤ人指導者モーセの誕生の記事を思わせる内容だったり、「ヤハタ」は正確にはヘブライ語でユダヤ人を表す「イェフダー」の意味だったりと様々な可能性が語られています。



太秦は「ウズ・マシアッハ(救い主の力」??


京都の太秦は秦氏の拠点があった場所です。
この関西にしては珍しい「ウズマサ」という読み方。
ヘブライ語説やヘブライ語の方言であるアラム語説が指摘されています。

「救い主の力」を意味する「ウズ・マシアッハ」が変形したもの、ヘブライ語の「エイゼマサ(何という道のりだ)」という言葉が訛ったもの、と色々説があります。

実際にヘブライ語を話すユダヤ人に聞くと、「ウズマサ」が「エイゼマサ」に聞こえるそうです。

聖徳太子もユダヤ系の帰化人だった?


秦河勝がブレーンとして活躍した聖徳太子。
日本史の中でも有名人ですね。
実は、この聖徳太子もユダヤ人によってもたらされたのではと考えられる影響が色濃く見えます。

聖徳太子の別名をご存知でしょうか?

「厩戸皇子」です。これが聖徳太子の本名とされています。
厩戸というのは、馬小屋のことであり、厩戸皇子は「馬小屋で生まれた皇子様」という意味になります。

そして日本の農耕民族の伝統的にも馬小屋というのはあまり馴染みがないそうです。

そこで、聖徳太子の伝説に、キリストが馬小屋で生まれたという聖書の話が取り込まれたと推測している研究者もいます。


東北大学名誉教授・田中英道氏によると、キリスト教の経典である新約聖書の『ルカ伝』一章二六節から二章二十一節までのイエス・キリスト誕生物語が、そのままの順序で聖徳太子の誕生物語になっているというのです。


イエスの話は有名なので、聖徳太子の話だけご紹介します。
「聖徳太子伝暦」などの伝記によると、聖徳太子の母、穴穂部間人皇后の夢に救世観音が現れ、大使の誕生を予告したと書かれています。
また、母親が馬小屋にぶつかった拍子に生まれたと伝えられています。


他にも、イエスは大工の子供であり、自身も大工でしたが、なぜか聖徳太子も「大工の祖」と呼ばれています。


秦氏の子孫にはあの有名人も?


この著者がいうには、秦氏の子孫は今も日本に多くいます。

秦氏は雅楽で有名な一族でしたが、現在雅楽で活躍されている、東儀秀樹氏も秦氏の子孫だそうです。

他にも、古くは浄土宗の開祖・法然上人、江戸時代の国学者であり歌人・荷田春満、最近では羽田孜元首相、鹿児島の島津氏…


本当かな?!という気もしますが、もし失われた十部族が日本に到達していたら。
何万人単位で日本に渡ってきたと考えられるので、その子孫となると数は計り知れません。

小言


なんと3つの記事に渡る一大巨編となりました(笑)

書くの疲れた…笑


でも、わくわくする内容じゃなかったでしょうか?

ユダヤ人が日本に来たかどうか確かめる術はありません。
それでも、もしかしたらそうだったのかも!実は日本とユダヤには数多くの共通点がある!というだけで古代ロマン、そしてミステリーを感じます。


著者の推測がもしも正しいとすれば。
日本の深いところに古代ユダヤ人たちの意志が受け継がれているんですね。
なんとも言えない気持ちになります。

もうダヴィンチ・コードばりに映画にして欲しいくらいです。
ちなみに、このユダヤ人が大昔日本に来ていた、をダヴィンチコードみたいにしたのが以前紹介した「アマテラスの暗号」です。
ネタバレあらすじも書いているので、興味を持たれた方はぜひご覧ください♩


『アマテラスの暗号』あらすじ紹介(ネタバレ有)伊勢神宮に隠された最高機密。世界の常識を覆す天皇の正体とは?

いつの日にか日本でアークが見つかったら最高だな。

ユダヤ人の歴史をおさらいしたい方は(1)こちらです。

日本を作ったのはユダヤ人だった?失われたアークは日本に?!ユダヤと日本の共通点にワクワクが止まらない一冊をご紹介します。(1)〜ユダヤ人の歴史〜

日本と古代ユダヤの共通点なんだっけ?という方はこちら(2)

日本を作ったのはユダヤ人だった?失われたアークは日本に?!ユダヤと日本の共通点にワクワクが止まらない一冊をご紹介します。(2)〜ユダヤと日本の共通点〜



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