会話が苦手になった!何を話せばいいかわからないときの1冊「会って、話すこと。」

会って、話すこと。 読書録
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会って、話すこと。



こんばんは、戻ってきた日常に漫画熱が止まらない、みかんです。

さて、大学生、社会人とどちらかというと交友関係広く、色んな人と遊んできた私ですが、
専業主婦も早5年になり、悩みが出来ました。

人と何を話せばいいか分からない!!!


ママ友が出来ないことにもつながると思うのですが、本当話すネタがない。

いつも集まっておしゃべりしているママ友さんたちは一体何を話しているんだろうかと謎です。
日頃は子供たちに怒涛のように話しかけられているのをいなす生活をしているので、
大人と用件もなくだらだら話すのがハードル高すぎる!

楽しいおしゃべりしたいのに出来ない!

そんなときに心を楽にしてくれた1冊を紹介します。


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「会って、話すこと。」田中恭延


会って、話すこと。




著者の田中泰延さんは、電通でコピーライター、CMプランナーとして活躍されたのち、
インターネット上で執筆活動を開始。
累計500万PV超えの人気コラム「田中泰延のエンタメ新党」を連載されています。

正直、小説家の方ではないので存じ上げませんでしたが、初めてこの方の文章を読んで
読みやすいこと読みやすいこと。
編集者の今野良介さんと対話形式となっていますが、この方もおしゃべりが面白くて
漫才を見ているようにあっという間に読めてしまいました。

会話やコミュケーションに関する技術本みたいなものは沢山溢れていますが、それらとは違い心の持ちようからすっきり変えられるような一冊です。

 

何を話せばいいか分からない

私の一番の悩みであるこちら。

偶然会ったママ友と会話が続かない。特に用事も知りたいこともないから挨拶だけになってしまう。

その悩みが解決しました。

その答えがこちら↓

「どうでもいいことを話す」

相手のことでも自分のことでもない、「外にあること」を話す。
政治や環境問題などの議論になるものではなく、天気の話でも食べ物の話でも良い。
共感を会話として続けていく。
正直相手のことに興味はないし、相手も自分には興味はない。

これは目から鱗でした。
会話は意味のあるものじゃないとだめなのかといつの間にか思うようになっていました。
改めて言われて気づきました。
学生時代、会社員時代、仲間とわいわい楽しく会話していたのは、本当どうでもいいことだったと。
専業主婦になってからは、共通の話題がなさ過ぎて自分のことを勝手に開示しがちでした。。
反省。。

「おもしろい会話」のベースは「知識」にある


どうでもいい会話を続けるために必要なのが知識。

相手を感心させようとか、知識をひけらかそうとするのではなく、ちょっと知っていることを言えばいい。
だからこそ、人は勉強する必要がある。
知らないと面白くないし、楽しそうな会話にも入れない。

「何で勉強しないといけないの?」の一つの答えたが「おもしろい会話のため」

確かに、同じくらいの知識レベルがないと会話が進まないときがありますよね。
覚えているのが、大学時代仲良い数人でお互いをどこの国っぽいか話しているとき。
顔の濃さとか何となくで当てはめているときに、一人めちゃくちゃ細い子を「チリ」って言ったんです。
そこで全員大爆笑。
これ、チリという国が細長い国、ということを分かっていないと成り立たない笑いでした。
この時、知識レベルが同じって楽しいな~と思った記憶があります。


日常会話にツッコミはいらない


日常会話のおもしろさは、「仮説に仮説を重ねること」にある。
相手が突然提示した「ボケ」の姿勢を肯定し、現実から離れた世界をお互いに発見する。

ツッコミはわかりきったことを言うだけの仮説殺し、であり、マウンティングになる。
苦労して日常に対して仮説を提示した人に対して、労せずして優位に立つ、「私は賢くて、お前はバカ」と安易に逃げているのが「ツッコミ」である。

そしてこのツッコミは、SNSにおいては「クソリプ」と呼ばれるものである。
誰かが日常をおもしろくするために掲げた仮説に対して、日常や常識にのっとった正しさを主張する。

常々SNS上のクソリプというものに辟易しているのですが、なるほど、そういうことか!と首肯しました。なんでこんな人が楽しいことしているのに水を差すんだろうと思っていましたが、自分の狭い常識からマウントを取っているんだな、と。
漫才におけるツッコミはもちろんあるべきだし、それでこそ面白くなるのです。
しかし日常会話ではツッコミは不要。
ボケを繰り広げるというのも難しそうな気がしなくもないですが、心構えとしてもっておこう。

機嫌よく生きる大切さ

不機嫌は伝染するので、皆が不機嫌な状態に陥ったら自分ひとりでもさっさと立ち去る。

不機嫌でひとを動かすのは赤ん坊。ご機嫌で人を動かすのが、おとな。

最後は耳が痛かった部分です。
今は専業主婦なので、ほぼ子供との関係になっていますが、どうしても不機嫌になってしまう。。
そうやって子供をコントロールしていることを懺悔します。
赤ちゃんやないかい。
私が出来る社会貢献としての「ご機嫌でいること」気を付けたいと思います。

小言

専業主婦歴が5年と長くなってきて、人との会話に苦手意識を持ち始めたことがショックで手に取った本。
「どうして人との会話がこんなに疲れるんだろう」
「楽しく会話が出来ないんだろう」

と鬱々としていた私の肩の荷を下ろしてくれました。

読んでよかった!

まだまだ専業主婦予定なので、大人との会話は少ないですがその中でもどうでもいい話が出来るようにご機嫌にボケを重ねていけたらいいな。



他にも心が楽になる本のをご紹介しています↓

「はじめる習慣」(小林弘幸)ざっくり要約。三日坊主になってしまう人にも朗報!

「繊細さん」の本。ざっくりあらすじ簡潔要約!繊細さんの私が目から鱗だったこと

「反応しない練習」(草薙龍瞬)ざっくり要約。あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な考え方




あれ、私どれだけ心弱いのかな。
知らんけど。

 

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